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2021-04

あきらめないという才能 - 2021.03.05 Fri


プロであれば、最も良い形=「ベスト」を探っていくのは当然だろう。より高い理想を求め、より強いチームを目指す・・・プロとして当然と言える。育成年代の指導者である自分としては、「ベストメンバー」などの概念は全く必要ないと思っている。成長期特有のクラムジーや膝などの成長痛、腰や中足骨に疲労骨折などが見つかり長期休養を要するなど、無理をさせられない状況に陥るのは常日頃である。競争とベストは、全く概念の異なる思想である。

指導者にできるのは、現在プレーできるメンバーで調子の良い者を選ぶ・・・くらいのことでしかない。目の前の勝利にばかり拘らなければ、休ませている間にも軽度のトレーニングは可能=成長できる。現在はそれで十分だと認識させることも、育成年代の指導者の責任と言える。試合とは選手の成長を確認することと、成長から見える課題を確認するためのものであり・・・より高い理想に向かう日常がなければ、さほど意味のないものとなってしまう。

中学生年代のクラブチームには、全国大会に繋がるクラブユース選手権がある。関東や関西から比べるとチーム数の少ない北陸では期間が短いが、それでも全国大会まで2~3ヶ月はかかる。県大会9試合、北信越大会4試合、全国大会3試合、計16試合・・・息子の出場は「0」だった。「本当に通用しないのか、15分でいいから全国大会に出場したかった」・・・必要とされていない現実を受け止め、それでも息子は前を向いていた。

このときピッチに立っていた側の選手=「ベストメンバー」は、1人を除いて競技としてのサッカーを終えている。プロサッカー選手という夢を諦めるのに時間はかからず、高校という次の3年間の中で諦めた者がほとんどだった。プロサッカー選手になるという夢は叶わなかったが、彼らの人生が夢のあるモノであってほしい。ではなぜ、息子は夢の舞台に立っているのか・・・厳しい現実の中でも競争から逃げなかったからである。

勇気とは、そこから逃げないこと

勇気とは、そこに立って闘うこと

人間、誰もが・・・

良いことばかりではなく、悪いことばかりでもない

そもそも、良いか悪いかは・・・受け取り方次第である

息子が夢の舞台に立った理由のひとつが

出場「0」だった

必要とされていなかった

あのときの悔しさからくる反骨精神ではないだろうか

読んでいる君たちにも、それ相応の試練はやってくる

それを乗り越えるだけの逞しさを、ここで育んでもらいたい

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